なぜこのようなことが起こるのでしょうか?
パイプラインを起動してもジョブが開始されず、ステータスが "Not Running" になっている場合、プランの同時実行数(concurrency)の制限に達していることを意味します。
この現象は、無料プランのお客様に最も起こりやすい現象です。一度に 30 のジョブを使用して実行することができるため、その数のジョブがすでに使用されている場合は、ジョブがキューに入れられます。
パフォーマンスプランをご利用のお客様でも、一度に実行できるジョブ数は 80 に制限されている為、このような状況が発生する可能性があります。
ジョブの開始が遅れ、最終的に開始する前に「Not Running」状態になるのは、新しいジョブがトリガーされたときに他のジョブがまだ実行中であることが原因です。
実行中のSSHジョブのチェック
この状況は、実行中の SSH ジョブによって頻繁に発生することがあります。実行中の SSH ジョブはパイプライン ビューに表示されなくなるので、確認したい際にジョブは実行されていないと考えてしまう事が原因です。
SSH ジョブはジョブ終了後 10 分間 SSH 接続が可能です。もし SSH 接続が行われていない場合、ジョブは 10 分後に自動的に終了します。ジョブにSSH接続した後、SSH接続は最大2時間まで開いたままになります。そのため、ビルドキューにできるだけ空きがあるように、終了後は必ずSSHジョブを手動でキャンセルすることをお勧めします。
これを行うには、Support article "How to see running SSH jobs" で説明されている手順に従ってください。
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